四万十川を訪れる魅惑のツーリングコース
四国の南部に位置する高知県は豊かな自然と美しい海岸線、そして歴史と文化が融合する魅力的な地域です。
「日本最後の清流」と称される四万十川や室戸岬、足摺岬などの見どころも多いので、ぜひ一度ツーリングに行ってみることをおすすめします。
四万十町中心街から国道381号に沿ってのルートは見どころも多く、ローカルな景色を存分に楽しむことができます。
中でもぜひ立ち寄ってみたいのが、「海洋堂ホビー館四万十・海洋堂シマントミュージアムビレッジ」です。
同ミュージアムは四万十のへんぴな山奥にあるツーリングスポットで、フィギュアメーカーとしては国内でも最大手の「海洋堂」の作品など、約8,000点のフィギュアが展示されているいわば「フィギュアの聖地」です。
「北斗の拳」や「エヴァンゲリオン」などのフィギュアがいくつも展示されており、ファンにとっては見逃せない空間です。
駐車場は50台収容可能で、駐車料金は無料です。
なお、四万十川ではカヌーやラフティング、サイクリングなどのアウトドアアクティビティが楽しめます。
アウトドア趣味も満喫できるスケジューリングをぜひ組んでみてください。
爽快な海岸部を走る室戸スカイライン
海岸線の多い高知県は、爽快な海の眺めを楽しめるツーリングロードが多いことでも知られています。
中でもアクセスが便利で、しかも絶景が連続する「室戸スカイライン」は高知県の東端に位置しており、太平洋の壮大な景色を堪能できます。
「室戸ジオパーク」や「灯台」「海岸線の奇岩」など数々のツーリングスポットも豊富ですので、スケジュールに必ず組み入れておくようにしましょう。
室戸岬にある灯台から少し北上した地点には、東西に広がる海を一望にできる「高岡園地展望台」があり、デートスポットとしても有名です。
駐車場は無料ですが、トイレなどの設備は整っていません。
室戸スカイラインは、まるでジェットコースターのような趣を楽しめるツーリングロードで、ヘアピンカーブやワインディングロードなどを堪能するには絶好の地点です。
なお、開通当時は有料だった室戸スカイラインは1981年から無料化されています。
足摺岬を訪れる絶景ツーリングルート・足摺サニーロード&足摺スカイライン
四国最南端の足摺岬も、ツーリングに行ったら必ず訪れてみたい場所のひとつです。
足摺岬という名前の由来は、弘法大師が修行のために、足を引きずりながらたどり着いたことから来ていると言われています。
断崖絶壁には高さ18mの白亜の灯台として人気の「足摺岬灯台」があり、奇岩が連なる様子も圧巻です。
足摺サニーロードの正式名称は国道321号線、足摺スカイラインのほうは県道348号線で、いずれも通行料は無料です。