ピットインも要注目

ピットインでは何をするの?

サーキットレースを見ていると、たまにバイクがピットインする光景を目にすることがあります。
見ていると、バイクが停止した瞬間にたくさんのスタッフがバイクを取り囲み、さまざまなメンテナンスをしているような雰囲気があります。
このピットインは、安全にバイクレースを遂行するためには必要不可欠な存在で、限られた短い時間の中で大勢のスタッフがバイクのメンテナンスや給油等、必要な作業を素早く行います。

具体的に何をするかという点ですが、作業内容は多岐に渡ります。
例えば足回りの作業なら、タイヤの状態をチェックしてタイヤを交換したりレースを続行するために必要な給油作業を行います。
また、レース中の転倒によってマシンが故障したり不調になった場合、その場で素早く応急処置をおこなうこともピットインで行われているメンテナンス作業の一つです。

ピットインの時間は限られています。
その時間の中で、たくさんの作業を行わなければいけません。
それぞれの作業を同時進行で迅速に行うためには、大勢の専門的な知識やスキルを持つスタッフが必要です。
レース中にバイクがピットインすると、ピットクルーと呼ばれるスタッフ達が一堂にバイクのメンテを始めるのはそのためです。

ピットクルーの役割りは大きい

バイクレースにおいては、ピットクルーは大きな役割を担っています。
レース中のバイクのメンテナンス作業だけでなく、レース前には車両を整備したり点検することもピットクルーの業務です。
その他にも、パドックの清掃業務やガソリンやタイヤ、必要な整備道具や器具の手配なども全てピットクルーが責任をもって行います。
その他には、ライダーの手足となり、雑用や身の回りの世話なども行います。

バイクレースは、レースの前にさまざまな準備があります。
決勝走行だけではありません。
練習走行をしたり、公式戦なら予選がありますし、結晶まで何回かのレースを勝ち抜いたうえでようやく決勝戦へたどり着くことができます。

ピットクルーは、このレースに関連するすべての期間においてライダーとバイクをサポートします。
レースが数日間にわたって開催されれば、その期間はずっとチームと共に参加しなければいけません。

ピットクルーは、バイクレースにおいてはライダーから絶対の信頼を得ている専門スタッフです。
誰でもなりたければなれるものではなく、ライダーの命を預かる仕事のため、ピットクルーになるためにはライセンスを持っていなければいけません。
このライセンスは16歳以上なら特に取得条件は設けられておらず、学歴や職歴などは関係ありません。
ライセンスは、一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)が発行し、発行の際には手数料がかかります。