スーパーモトとは

スーパーモトという競技について

「スーパーモト(Supermoto)」は、モトクロス用に使用されるモトクロッサーバイクに前後17インチのホイールを装着することで、オンロードとオフロードの両方で走行技術を競うという大会です。
オンロードとオフロードの両方のバイクの特徴を併せ持った「モタード」というバイクが近年急激に人気を高めていますが、その要因の一つにこの「スーパーモト」が競技として注目されてきたことが考えられます。

日本で行われているスーパーモトの最大の大会は「全日本スーパーモト選手権」です。
こちらの大会では、スーパーモトA級ライセンスを持っているライダーが3つのクラスに分かれてそれぞれ競技を行うという方式をとっています。

中でも最も技能が高いクラスとなっているのが「S1 Pro」で、前年度の成績をもとに参加することができるライダーが選出されるようになっているものです。
過去の実績から選ばれた優秀なライダーのみが疾走できるレースということもあって注目度が高く、実際にレース中には鮮やかなハンドリングを見ることができます。

スーパーモトの非常に珍しい点として、サーキートッコースの中に舗装されたオンロードと未舗装のオフロードの両方が設置されていることがあります。
実際のレースの様子を記録した動画が公式サイトに掲載されているのでぜひ見てみてもらいたいのですが、コース前半では普通のロードレースのように猛スピードを競っていうたはずのライダーたちが、後半では突然現れた未舗装の土の段差の上を乗り越えていくのです。

スーパーモトで使用されるマシンはS1PROクラスで4ストロークなら290cc~450cc、2ストロークなら175cc~250ccが使用されることとなっています。
その下位クラスとなっているS1OPENでは、市販車として販売されているモデルのうち4ストロークで460cc以上のマシンが使用可能です。

マシンを見ると、オフロードバイクに近いようでそれとは全く違った形状をしているので、そのデザインにも注目です。

一つのコースの中に複数の路面が設置されていることから観戦をしていてとてもハラハラする場面が多く、突然に順位が変化するようなことも珍しくありません。
通常のレースとは異なるハプニングや技能が垣間見られるのがスーパーモトという競技の魅力です。

スーパーモトの起源

スーパーモトという競技が誕生したきっかけは、モーター・スポーツのオフシーズンにロードレーサーとモトクロスレーサーがどちらが速いかを個人的に競ったことと言われています。
バイクレースの華はロードレースにもモトクロスにもありますが、それのよいところを一緒に見ることができるというのがスーパーモトという競技です。
レースに出るためにはあらかじめ協会公認のライセンスを取得しなくてはいけませんが、それがあれば誰でも初心者クラスに参加ができます。