佐賀県東部の大興善寺や吉野ケ里歴史公園をめぐるツーリングルート
九州北部に位置する佐賀県は、豊かな自然に恵まれていると同時に、由緒ある歴史と文化を継承する土地として人気があります。
ツーリングスポットも多く、さまざまな顔が楽しめる佐賀県ですが、中でも特におすすめな「大興善寺」や「吉野ケ里歴史公園」などを巡る、佐賀県東部のルートです。
大興善寺は行基が717年に解散したと伝えられる由緒のあるお寺で、別名「ツツジ寺」の愛称でも親しまれています。
契園内の約5万本のツツジが開花するのは例年4月中旬から5月初旬ですので、できるだけシーズンを合わせてツーリングに出かけるようにしたいものです。
一方、吉野ヶ里歴史公園のほうは98棟もの弥生時代の建物が復元されている貴重な遺跡で、往時の暮らしの風景も再現されています。
体験プログラムでは古代体験もできますので、古い遺跡が好きなライダーは必ず立ち寄ってみましょう。
吉野ケ里歴史公園で開催されるイベントのスケジュールは、ホームページで確認できます。
豪快な自然が楽しめる佐賀県西部のツーリングルート
佐賀県西部も、豪快な自然の景色が楽しめるツーリングスポットとしてライダーたちの人気を集めています。
3時間前後で走破できるルートですので、スケジュールには忘れずに組み込んでおくようにしましょう。
ルートの中でも特筆すべきなのが、「玄海国定公園」です。
同公園は「日本渚百選」にも選ばれており、海中に突き出た海中展望塔では水深7mの海中を泳ぐ魚の群れを見ることができます。
玄海国定公園は、佐賀県だけではなくて福岡県と長崎県の3県にまたがっており、数々の絶景スポットを擁することで有名です。
周辺には数々のグルメスポットもあり、新鮮な海の幸を堪能するにはぴったりです。
公園内にはアスレチック施設や遊歩道、展望台なども整備されており、ゆったりとしたひと時を過ごすには最高の環境が揃っています。
波戸岬にはリゾートエリアが広がっていますので、日頃のストレスを解消するにはぴったりの場所です。
「恋人の聖地プロジェクト」サテライトに認定されており、名物さざえのつぼ焼も堪能できます。
海中鳥居が美しい大魚神社ルート
日本国内にはいくつかの海中鳥居がありますが、その中でも特に印象的なのが「大魚神社」です。
藤津郡太良町に位置する大魚神社は、古くから信仰の山として崇められてきた「多良岳」と、沖ノ島を結ぶ直線状に配置されているのが特徴です。
複数の鳥居が並んでいる様子は、他の神社には見られない独特の景観を呈していて、特に日の出や日没時には美しい光景が広がります。
同神社にアクセスするには、長崎道武雄北方ICからのルート(30km)が便利です。