生産中止が決まった「エストレヤ」の最終バージョン
カワサキの「エストレヤ ファイナルエディション」は、ネオクラシックモデルとして登場した「ESTRELLA(エストレヤ)」の生産終了を控えたラストモデルです。
この「エストレヤ」はカワサキが25年間もの間変わらないスタイルで販売してきた定番車種だったのですが、残念ながら生産終了となることが決定されてしまいました。
そこで長年のエストレヤファンのためということもあり、2017年6月1日にその最終モデルとなる「エストレヤ ファイナルエディション」が発売となったのです。
エストレヤの初代モデルが登場したのは1992年のことで、空冷シングルエンジンとキャブトンマフラーなど往年の英国車を感じさせるノスタルジックな外装を採用してきたことで注目をされました。
2007年のフルモデルチェンジではそれまでのキャブレターをFIシステムに変更したことで、より信頼性の高いエンジンとすることができるようになっており、レトロな雰囲気の中に最新の安全性能を付属させたモデルとして知られています。
ラストモデルとなる「エストレヤ ファイナルエディション」においては過去のエストレヤの集大成となる特別仕様車として設計をされており、カラー&グラフィックも特別仕様で高級感のある外装を実現しました。
往年のエストレヤファンも満足のファイナルエディション
「エストレヤ ファイナルエディション」では、2016年モデルとはがらりと変わって鮮やかなレトロ風カラーを多く採用しています。
これはカワサキのかつての名車「650RS:W3-A」通称「ダブサン」を意識したもので、全体的にレトロな雰囲気をより高く感じさせる外観となっています。
これにより、もともとのエストレヤユーザーばかりでなく、かつてダブサンに乗っていたベテランライダーたちにも訴えかける形となっており、年代を問わずに乗れる優秀なモデルになりました。
外観で特徴的なのがサイドカバーについている専用のエンブレムで、さらにシートに乗ったときに真下に見えるフューエルタンクの「Final Edition」というロゴがマニア心をくすぐります。
フロントフェンダーやリアフェンダー、フォークカバーにクロームメッキを採用しており、まさに「ネオクラッシックモデル」と呼ばれるのにふさわしい内容です。
現行モデルを最後にエストレヤの歴史は一旦終了になってしまうようですが、今後人気が再燃をすることで復活をしていくのではないかと思われます。
メインカラーはキャンディアラビアンレッドとなっていますが、他にもブルーやオレンジといった雰囲気のある色彩が使用されています。